住宅ローンを借りる時の注意ポイント

金利プランは自分に合ったものを選んでいるか

住宅ローンを利用する際には様々なポイントに注意する必要がありますが、その中でも特にしっかりと押さえておきたいのが自分に合った金利プランになっているかどうかという点です。金利が低いというだけで変動金利タイプのプランを選んでしまっていると、将来的に金利が上昇した場合に返済に行き詰ってしまうかもしれません。もし、金利の上昇リスクを取りたくないのであれば、多少金利が高くとも固定金利タイプにしておいた方がよいケースもありますので、自分がどこまでリスクを許容できるのかを見極めたうえで、それに応じた金利プランを選択するようにしましょう。なお、固定と変動のどちらがよいか分からないという場合には、両者を組み合わせたミックスプランにするというのも一案です。

ボーナス払いに過度に依存していないか

住宅ローンの返済方法として一般的なのは、月々の返済に加えて、年に2回のボーナス月にも一定金額を返済するというものです。このボーナス払いには、月々の返済額を抑えるというメリットがある一方で、勤務先の経営状況が悪化するなどして想定していた通りにボーナスが出なくなった場合には返済原資が足りなくなりかねないというリスクがあります。働いているとボーナスは必ずもらえるという錯覚を覚えがちですが、実際には企業にとってはボーナスは絶対に支払わなければならないものではありません。過度にボーナス払いに依存するのは危険ですので、住宅ローンを借りる際には、ボーナスがなくても無理なく返済ができる範囲内の金額にしておくようにしましょう。